ばんそうダックビル レストア計画(その6:ひと通りの工作完了)
秋。やっと少し涼しくなってきました♪
夏場はぐったりしてたサニーさんも、コキア畑でゴキゲンです
ダックビルの工作がほぼ完了しました
銀色部分がオリジナルパーツ、色が違う部分が改修箇所です。
●地上走行形態・前方
コクピットは窓が小さすぎて中まで見えないので、
塗装で表現する予定です
●飛行形態・前方
主翼を左右に展開、尾翼を上方に展開して飛行形態に
●地上走行形態・正面
こうして見ると、ちょっとマグマライザーの面影が有る様な…
●飛行形態・正面
羽根が生えたから、飛べるったら飛べるんだい!!
●地上走行形態・後正面
若干ディテールアップしただけで、ほとんどオリジナルのまんまです
●飛行形態・後正面
キットは飛行形態固定だったので尾翼に回転軸を追加
●地上走行形態・側面
機体下部に垂直噴射ノズルのディテールを追加
片舷辺り13カ所、左右合わせて26カ所(!)と
機体重量の重さが伺えます。
●飛行形態・側面
本来のデザインと異なるのですが
主翼先端に主翼穴のフタとなるパーツを追加しました。
尾翼格納部も単なる長方形のへこみから
部翼のカタチに合わせた台形に変更
●地上走行形態・後方

コクピット後方側面の丸窓も追加
●地上走行形態・底面
いったん、車体底部を切り離して
内部のギミックを微調整し、摺動部にグリスアップしました。
接着し直しましたが、キャタピラのコマはこのまま交換可能です。
このペースでがんばればモデフェスに間に合うかなぁ…
てことで、開催告知です♫
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ばんそうダックビル レストア計画(その5:無駄に難解な主翼ギミック)
ダックビルというメカの最大の「売り」は、自力飛行可能な地底メカという点です。
なので各翼の収納ギミックは是非とも再現したいトコロです。
でも、実際のプラモの翼は飛行モードで完全固定。
このままでは地中行動できないので格納ギミックを仕込みますよ~
まずは、主翼からヤッツケます。
ボデイパーツから主翼を切りはなし、軽く整形して、
次にこんなパーツを自作しまして。
組み合わせて、こう。
さらにこう。
コレで左右均等に、ニョキニョキ伸縮します
こういう関係性で。
「もうコレでイケんじゃね?」と思ってたら…
機体の形状を考慮してませんでしたw
ギミックの「厚み」が有り過ぎて内壁の斜め天井面に干渉して
翼の半分くらいしか引き出せません…
ん~で。こんな感じに改造。
裏側は、こう。
コレで、ゼンマイのギヤやらシャフトやらを回避しつつ、
内壁にブチ当たらないほど薄くなりましたよ♪
偶然ですが、
上側パーツのオシリ部分の天井に接着するとドンピシャの高さ。
仮接着して動作確認してみます。
シャコシャコ
出たり入ったり。
まぁまぁ上手くいってくれたでしょうか?
こんな調子で、日々ダラダラ進めています~
ばんそうダックビル レストア計画(その4:キャタピラ自作その2・苦闘編)
会社の夏休み期間に入り、集中して作用が進められましたよ
注文していた水洗いタイプのレジン液で、早速プリントアウト!!
(周辺の地獄絵図は倫理規定違反でVAN食らうのでボカシ入りw)
プリント一発、即成功(^^♪
さ~すが俺様♫
と思ったら。
可動軸部分の強度が全然足りなくってポキポキ…
通常、出力品を良く洗ったあとでUV当てて仕上げ硬化を行い
やっと実用強度になるのですが、軸が細すぎて強度が足りず、
ベースからはがす際に破損してしまいました…
てなわけで、イッパツ出力はアッサリ諦め確実さ優先に路線変更♫
金属線を軸に使う組み立て式にします
もう一度並べ直して…
コマ同志を薄皮一枚でつないでおいて、
ピン打ってからモミモミすれば可動にできるんじゃね?思想で。
CADモデルを修正して~
プリント用データに変更していって…
でけた!!
と思ったのですが…
軸穴の中に残ったレジンが抜けきらず穴が塞がったりして歩留まり最低
仕上げ硬化の前に超音波洗浄かけてみたら、軸穴はキレイになったけど
造形物内部に残っていた未硬化のレジンが抜けて、
スカスカボロボロになってしまい、使い物になりませんでした…
で、最終的にこう。
コマごとにバラバラに出力して、ピンを仮打ちしてから硬化、
その後仮打ちしたピンを抜いて組上げるというオーソドックスな構成です。
またモデルを変更して…
プリントデータを起こし直して…
出力!!
ほんでもって、組立も無事完了!!
レッツ&ゴーのシューティングミラージュかと思った(阿呆)
ちゃんと走ってくれるかな~?ゼンマイギコギコ…
お~♫ ちゃんと走ってくれた!!
ひっくり返ってからドリルの回転でスピンしちゃったのはご愛敬w
履帯なしの時より気持~ち遅くなりましたが、
走る距離は、意外と同じくらいですね。
とりあえず、万一の履帯切れにも一生対応可能なほど予備のコマも多量に作ったし、
走行系の修復はなんとかできたかな?と思います(^^)V
(オマケ)
せっかく久しぶりに引っ張り出した3Dプリンタ。
レジン液の残りをボトルに戻す前に、ついでにドリル部も作っちゃいました。
オリジナル部品とこのディテール再現部品を差し替え可能にしようと思います。
ばんそうダックビル レストア計画(その3:キャタピラ自作その1)
欠損しているゴムキャタピラを補完するために、
3Dプリンタ出力品でどうにかならないかと作業を始めてみました
まずはホイールの直径と幅を測り…
前後長からホイールベースを出して…
何やかんや計算して、テケトーな形状で
キャタピラのコマをフリーの3D CADで作成
それを必要数、円形に並べてキャタピラアセンブリに…
更にそれを3Dプリンタ付属のスライサーソフトで出力用データに変換してみました
そしたらこんな感じに
いちおう枠一杯の大きさまで出力可能ですが、
UVランプの出力的に緑枠内に納めておいた方が安心です。
ギリアウトですね…
で、並びを変えてこんな風に配置して…
またスライサーに掛けて…
無事出力可能エリア内に(^^♪
ただ、今手持ちのレジンは、おととし買って、ふた夏越したヤツなので
新品のレジンを買ってからの出力テストになります。
いちど試しに水洗いレジンでやってみよう♪
キレイに出力するには気温が高い方が良さそうに思うので、なるたけ近いうちに…
というオハナシw
ばんそうダックビル レストア計画(その2:ゼンマイの復活)
ゼンマイの切れた部分を5mmほどカットして、
取り付け部の切り欠きはリューターで削り直しましたよ
逆巻きでグネグネになってた部分を巻きなおして、ゼンマイユニットを再組立てしました。
その作業の際にわかった事ですが、どうやらこのゼンマイ…
最初の時点でバネが逆向きに取り付けられていたようです。
そりゃあ普通に巻きあげようとすればするほど逆巻きになるわw
でさっそく試運転です♫
なんか戦車系のギア比じゃない気がしますよw
超獣サニーさんから逃走中w
ピュ~っと走ってすぐ停まる…
こんなギア比で、キャタ付けて満足に動けるのかしら?
とりあえずはオリジナルでの動力復活には成功いたしました♪